医療の研究を行う際に、統計は大事だし必要だと分かっているけれど、難しそうでハードルが高いと感じている人も多いと思います。
私自身も、学生時代に講義を受けたけれど、何か難しくて、よく理解できなかった覚えがあります。
医師になって必要に迫られて勉強しているうちに、「あること」が分かっていなかったから、統計が難しかったんだ、と気づきました。
本記事では、統計がよく理解できるようになるための基礎知識を、簡単にご紹介します。本記事を読んだ上で、さまざまな統計の教科書を読んでみると、深く理解できることと思います。
それでは始めましょう。
はじめに
医師になって必要に迫られて勉強しているうちに、気づいたことがあります。
統計先生は基礎の知識があった上で、医療統計について授業をしているけれど、我々はその前提となる基礎知識がないために、授業を聞いていてもよく理解できなかったのだ、ということです。
そんな時に、かゆいところに手が届く内容を書いてくれていた本に出会いました。
こちらの筆者も「大学で統計学の講義を受けた時によく分からないと感じていた」ことから、これから統計を勉強する人に向けて、どのような基礎知識があるとよく理解できるのか、その内容を丁寧に解説してくれています。
統計の基礎知識を解説する前に、以下の論文のfigureを見てみましょう。

<以下作成中>
医療統計の幕開け
記述統計
推測統計
臨床研究でフェアな比較を行うための工夫
IPTW
プロペンシティ法について、おすすめの書籍をご紹介します。
私がRで重み付け(IPTW)の解析をした際に参考とした書籍です。プロペンシティ法の本質や、実際のやり方が、非常にわかりやすく書いてあります。
data <- read.csv(“data.csv”, header = TRUE, stringsAsFactors = FALSE)
write_csv(data, “output.csv”)
さいごに
統計について、少し理解が深まりましたか?
次の記事では、実際に無料統計ソフトのEZRを用いて、医療の研究で必要な解析を一通り体験してみたいと思います。
それでは今日もお疲れさまでした。
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